「サイバーフィジカル融合社会における行動マネジメント」をテーマに、以下3つのドメインで研究活動を展開しています。 1. ミクロ/マクロ行動分析に基づく社会集団のマネジメント スマートフォンやウェアラブルデバイスから取得した高次元データや、環境センサーやクラウドサービスから得られるビッグデータを認知行動科学の観点から分析し、人間行動のリアリティを捉えます。 また、人間が集団化した際、ICTを活用することで創発的な効果を引き出すためのマネジメント方法を検討し、実証実験をおこなっています。 三者関係のコミュニケーションモデル 2. モバイルICTサービスの社会実験/インキュベーション クラウド環境とソフトウェアのオープン化によって、個人がDIYで多彩なコンテンツ/アプリケーションを作ることが可能となってきました。さらに、3Dプリンタや高次元/ビッグデータを組み合わせることで、ソーシャルイノベーションを起こすことができる時代に入りつつあります。 そのような環境下、官学・産学連携によって時代を先取りしたICTサービスの社会実装に取り組み、情報の力によるソーシャルイノベーションを推進しています。 3. 災害に強い情報社会に向けたソーシャルソリューション 近い将来の発生が懸念されている東海・東南海・南海3連動地震や首都直下型地震など大規模災害に備えるべく、東日本大震災における情報行動を検証すると共に、社会のレジリエンス(抵抗力/復元力)を高めるようなICT利用方法の提案・実証実験をおこなっています。 4. 先端情報学実習 --> 研究プロジェクトの紹介 |