2017年6月9日に、長野県塩尻市で「IoWセミナー - 農業IoT技術を用いておいしいワインの継続的な生産を目指す」(主催:SCSK株式会社、株式会社三菱総合研究所)が開催されました。パネルディスカッションにおいて、SCSK株式会社R&Dセンター・上級研究員の吉田柳太郎氏を手伝い、弊研究室の川瀬雄也(学部4年生)が情報提供をおこないました。 IoW(Internet of Wine)プロジェクトは、ワイン醸造用ぶどう生産においてIoT技術を活用して農作業の自動化・省力化、品質の安定化を図り、おいしいワインの継続的な生産を目指す取り組みです。2016年より、長野県塩尻市や大分県宇佐市のぶどう農場をフィールドとして、センサデータ取得とオープン化、ドローンを用いたスペクトル観測等の実証活動をおこなってきました。 川瀬は、実際にぶどう農場に設置されたセンサーから得られたデータをグラフなどで見える化し、その概要説明と共にセンサーからどのようなデータが取得可能なのかを紹介しました。 [参加の感想] 私は、「農業×IoT」という面から、日本におけるIoTを用いた農業の効率化について研究をおこなっています。今回、農業の現場に設置されたセンサーのオープンデータに触れ、また当該分野の先生方からお話を伺うことが出来て、農業の情報化の輪郭が非常にはっきりと感じられ、より強く自分の研究を進めたいと決意するきっかけとなりました。IoWプロジェクトの一員としても、勉強・研究により一層力を入れて頑張ります! 執筆者: 川瀬 雄也 |
Announcements >